留学プログラム紹介
国際学類では留学を推奨しています。海外への留学は、外国語の能力を伸ばすだけでなく、異文化への理解やグローバルな視野の獲得にもつながります。なお、留学の前後には、経験豊かな教員から十分な指導とサポートを受けることができます。皆さん、入学後はぜひ留学に挑戦してみてください。
留学プログラムの代表は、金沢大学「派遣留学プログラム」です。これは、世界各地にある協定校に12か月以内の留学をするためのプログラムです。金沢大学は、多くの大学と「学生交流に関する覚書」を交わしています。互いに、決められた人数の学生を決められた期間内に、留学生として受け入れることを約束しているのです。この約束にもとづく「派遣留学プログラム」を紹介します。
これまでの留学報告一覧
- 2022.9.16まで(9.20掲載)(アメリカ、スペイン、台湾、フィンランド、カナダ)
- 2022.9.23まで(9.27掲載)(タイ、フランス、スペイン)
- 2022.10.6まで(10.8掲載)(スペイン、韓国)
- 2022.10.27まで(10.30掲載)(フランス、マレーシア、オーストラリア、ベルギー)
- 2023.1.5まで(1.11掲載)(フィンランド、マレーシア、カナダ、フランス)
- 2023.1.23まで(2.11掲載)(ベルギー)
授業料は?
「派遣留学プログラム」により留学する学生は、留学先での授業料は免除されます。ただし、留学中も金沢大学には授業料を納付します。金沢大学の授業料が留学先の授業料にあてられます。これにより、留学先で必要なのは生活費のみとなります(国や地域により、毎月5万円~15万円程度です)。
ただし、語学研修の費用が別途に発生する場合があります。語学力が不足している場合、留学先の大学から、正規の授業をスタートする前に語学研修コースの受講を求められます。語学力は留学前に強化しておきましょう。
単位は?
留学中も金沢大学に授業料を納付することにより、留学中も金沢大学の学生としての身分を有することになります。したがって、留学の期間が、金沢大学の修業年限・在学期間に含まれることになります。
国際学類は「単位互換制度」を採用しています。留学中に取得した単位を卒業に必要な単位として数える、という制度です(国際学類の他にもこの制度を採用している学類は多くあります)。
この制度を利用すれば、1年間の留学に行っても4年間で卒業することが可能です。ただし、国際学類には、余裕を持って就職活動を進めるために敢えて5年かけて卒業する学生も多くいます。
期間は?
1学期(半年弱)もしくは2学期(1年弱)です。なお、協定校によっては1学期のみの留学は受け入れていない場合もあります。
奨学金は?
日本学生支援機構の奨学金受給者に選ばれれば、毎月6~10万円の奨学金を受給できます。また、留学のために4年間で卒業できなかった場合、留学期間に応じて半期につき25万円を、金沢大学から奨学金として受給できます。これらの他にも奨学金の制度は複数あります。詳しい情報については、KU-GLOCSウェブサイト内の「奨学金・各種支援」のページを参照してください。
どの大学が協定校?
協定校は世界各地にあります。アメリカやイギリスなどの英語圏のみでなく、アジアやヨーロッパの国々、さらには中東やアフリカにまで広がっています。
詳しくは、大学本部が作成している最新のリストを参照してください。国際学類からは「大学間交流協定校」に加えて、「部局間交流協定校」の中で「人間社会学域」と書いてある大学にも留学できます(なお「学生交流の覚書」の欄に日付が書いていない協定校へは、まだ留学できないので注意してください)。
もっと短期のプログラムは?
「派遣留学プログラム」の場合は半年から1年の留学となりますが、この他に、短期のプログラムも二つ用意されています。
海外研修
5日間から2週間ほどのプログラムです。海外の協定校や企業で、文化体験やインターンシップに参加します。
たとえば、アンコール遺跡(カンボジア)の研修プログラムがあります。このプログラムに参加すると、カンボジアの「国立アンコール遺跡整備公団」でフィールドワークを体験できます。
語学研修
春休みや夏休みを利用した、数週間の語学トレーニングです。イギリスの大学で本場の英語を集中的に学ぶプログラムや、ドイツやフランスの大学で実践的な語学スキルを養うプログラムなどがあります。
もっと詳しく知りたい
KU-GLOCSウェブサイトの「派遣留学」のページを参照してください。「刊行物」をクリックすると「派遣留学の手引き」という便利な冊子が出てきます。