国際社会コース3年　スペイン（サラマンカ大学）

勉強は？

　会社経営に関する問題を学ぶビジネス系の科目と、あとはアジアの歴史を学ぶ科目を受講しました。日本で学ぶアジアの歴史とは視点が違って面白かったです。たとえば、中国の歴史では、国の統治者よりも、火薬やコンパスなど新しいものを発明した人たちに焦点を当てていました。

　大学の授業は「鬼のように難しかった」です！　講義を聴くだけでなく、グループディスカッションもあって大変でした。でも、しばらくすると慣れてきて、自分の意見を言えるようになりました。大事なのは、きちんと予習して準備しておくことです。

　大学付属の語学学校にも通っていました。午前中は語学学校でスペイン語を習得、午後は大学の授業を受講、というパターンです。スペイン語、最初は全く喋れない状態でしたが、帰国までには日常生活に支障がない程度の実力がつきました。

生活は？ 　大学の校舎から歩いて五分ほどの距離にある学生寮に住んでいました。スペイン人と、あとは世界中から来た留学生も住んでいる寮です。三階建てで中庭があるヨーロッパ風の建物、わりと快適でした。

世界各国の友人とバレーボール

　食事つきの寮だったので、健康的に過ごすことができました。オードブル（前菜）からスタートして、メインディッシュ（主菜）、それに必ずパンがついて、デザートはフルーツ・・・といってもセルフサービスで、自分で取りに行くんですが（笑）。

　ちなみに値段は一食2ユーロくらい、お得でした。味の方は「まあ良かった」と言えます。日本に比べたら大味ですが、毎日の食事は楽しみでした！

後輩に一言

　留学は、違う文化をもつ人たちと交流できるので楽しいものです。世界が広がるというか、自分の視野が広がるものです。