日本語教師養成・研修推進拠点整備事業2024年度シンポジウムを開催しました

 

11月4日（月）、金沢大学角間キャンパスにて、日本語教師養成・研修推進拠点整備事業2024年度シンポジウムを実施しました。

 

和田隆志学長による開会の挨拶に続き、文部科学省日本語教育課の今村聡子課長から「日本語教師養成・研修推進拠点への期待」と題して日本語教育の現状や制度に関するご説明を頂きました。2つ目の講演として、金沢大学・芳川舞さん、北陸大学・近藤延蓬さん、金沢大学・市嶋典子教授から、石川県における外国につながる生徒への支援の現状と課題に関する報告がありました。続いて、福井県立足羽高等学校・岡崎普記教諭と生徒の皆さんから、外国人生徒への支援体制や外国人生徒と日本人生徒との協働的な活動に関する多くの経験談・事例を報告して頂きました。
シンポジウムには、対面60名、オンライン約65名と多くの方の参加があり、参加者の背景も、北陸内外の日本語教育関係者や学校教育関係者、日本語教育について学ぶ大学生、留学生等、多様でした。質疑応答も活発になされ、北陸地域の日本語教育に関わる課題を共有し、今後のあり方について考える貴重な機会となりました。

連絡協議会の設立と本シンポジウムの開催について北陸中日新聞に掲載して頂けました。

 

講演①「日本語教師養成・研修推進拠点への期待」（文部科学省日本語教育課　今村聡子課長）

講演②「外国につながる生徒の支援事例から考える包括的な教育・支援の形」（金沢大学　芳川舞さん）

講演③「福井県立足羽高等学校の多文化共生科における外国人生徒と日本人生徒との協働的な学びを支援する学校環境づくり」

（福井県立足羽高等学校　岡崎普記教諭、生徒の皆さん）