キャンパスライフ
寮生活のすすめ
寮とRA(レジデントアドバイザー)
日本・日本語教育コースに所属するカホです。
学生留学生宿舎 先魁(さきがけ)にRA(レジデントアドバイザー)として住んでいます。
私の暮らしをお伝えします!
先魁は,金沢大学の学生と留学生のシェアハウスで,角間キャンパスの一角にあります。1ユニットに,2人の金沢大学日本人RA(レジデントアドバイザー)と,多国籍の留学生6人が住んでいます。ユニットは,共有のダイニングルームやシャワールーム,トイレ,洗面所と,それぞれの個室からなっています。家具や家電はすべて備え付けで,家賃も普通の家賃よりも安く住むことができます。
RAの目的は,先魁や金沢大学の他の留学生寮で,留学生の生活支援をすることですが,留学生と一緒に暮らしてお互い深く交流することが,RAにとっても留学生にとっても,大事なことです。
寮での生活
私は,入学当時は,1人でアパートに住んでいたのですが,留学生と交流したかったので,この先魁にRAとして入居することにしました。国籍や宗教が違う学生たちと一緒にクラスことは,たいへんなこともありますが,本当にいい経験になっています。
同じユニットの台湾のサイさんは,日本人や他の留学生と一緒に住むのが楽しいと言っています。フランスのセシルさんは,アジアの人たちと交流するのが初めてらしいのですが,いろいろなことを一緒にできることがおもしろいと話してくれました。
ときどき,ユニットの仲間や他の友人も集まって,鍋パーティなどを開きます。共同生活なので,こんな当番表も作って,皆で分担を決めて掃除などをしているんですよ!
別のユニットに住む国際学類生を訪問
別のユニットに住むヒロシさんは,米英コースの4年生です。この6月まで,イギリスの大学に留学に行っていて,帰国後,すぐに住むことができる先魁に入居したそうです。
大学に近く,安く,しかも英語を使う機会も多く,留学で上達した英語を忘れないためにも役に立つと言っています。
フランスのロマンさんは,ここは静かでよく勉強ができると感想を話してくれました。北京のリューさんは,中国にいるときは自分で料理を作ることはなかったそうですが,ここに来てから料理を作るようになったそうで,この日も,ちょうど帰国する留学生のために,おいしそうな昼ごはんを何品も作っている最中でした。
コモンルーム
先魁には,全棟に共通のコモンルームもあります。ここでそれぞれ勉強することもありますし,時々,パーティを開くこともあります。
プロジェクタがあるので,授業の発表会前には,プレゼンの練習を友人同士で見たりすることもあるんですよ。
高校生の皆さんにメッセージ
この春には,同タイプの新しい学生留学生宿舎が完成します。はじめは2017年4月に学域に入学した新入学生を対象に入居者の募集をしますが,個室に空きが出た際には随時在学生に入居募集をする予定です。留学や異文化に興味のある国際学類生には,ぜひオススメです。