国際学類について
教員紹介
日本・日本語教育コース
深澤 のぞみ 教授
日本・日本語教育コース 研究領域日本語教育学(専門日本語教育,地域日本語支援活動,教材作成),応用言語学(会話分析、コミュニケーション論) |
研究内容やゼミの内容
私の専門は日本語教育学で,会話や口頭コミュニケーションに関する研究と,専門日本語教育を中心に研究をしています。ここ数年は,科学研究費補助金による「グローバル化時代の自己表現のための日本語パブリックスピーキングに関する研究」を代表者として進めてきており,式辞スピーチや学術プレゼンテーション,競技スピーチや政治スピーチなど,さまざまなパブリックスピーキングについて調査研究を実施し,言語間での違いを明らかにしたり,教授法の提案なども行っています。
また,目的別の日本語教育について,私自身の日本語教師としての活動をいかし,理工系の日本語教育や日本語でのIT教育について,基礎研究をした上で教材開発を行いました。地域での日本語支援活動についても,基礎研究に加え,活動の実践も学生とともに行っています。
深澤ゼミでは,さまざまな視点から日本語教育について考えることを目的とし,理論的な基礎をしっかり持った上での,実践的な研究を重視しています。 研究室のメンバーは,大学院博士後期課程,前期課程から学類生,さまざまな国籍の短期留学生や社会人学生が在籍し,皆,活発に研究や実践の活動をしています。授業以外には,毎年4月と10月に新歓コンパ,そして2月の追い出しコンパを行い,楽しいひとときを過ごしています。
研究テーマ
おもな研究テーマは以下の通りです。
- 目的別の日本語教育や日本語支援,専門日本語教育
- 目的別の日本語教授法
- 日本語教材開発
- 年少者に対する日本語支援や教科支援
- 会話研究 ・口頭コミュニケーション研究
なお,「日本語学」や「日本文化」の内容が中心のテーマは,この研究室では扱っていません。日本語教育が中心で,日本語教育の実習や,ボランティア活動,また,現役の教師の仕事など,「実践」を基にして,テーマを見つける研究を重視しています。