理念・目標

国際学類とは

 グローバル化が進んだ21世紀に、国際社会への深い洞察力を持ち、異文化との<しなやかな共生>を実現できる真の国際人を育成することを目的とし、外国・異文化への関心・探究心とコミュニケーション能力を持ち、将来国際的業務につきたい人を受け入れます。国際社会の諸問題と日本のアイデンティティーについての知識・理解を持たせ、外国語の運用能力を身に付けさせます。「国際社会コース」「日本・日本語教育コース」「アジアコース」「米英コース」「ヨーロッパコース」という5つのコースにおいて教育を行います。

理念・目標

 交通通信手段や情報技術の発達に伴う世界レベルの人・モノ・情報の交流の飛躍的増大、いわゆるグローバリゼーションが一層進む21世紀においては、世界の現状を新しい理念と方法論のもとに解明し、<文明の衝突>を克服して、異文化との<しなやかな共生>を可能とする知恵と力を持った、真の国際人の育成が求められています。国際学類は、この差し迫った課題に取り組もうとしています。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

 国際社会の諸問題や異文化への関心、日本のアイデンティティーについての探究心を持ち、英語などの外国語の習得にも積極的に取組み、将来国際的業務に就いて、コミュニケーションを通じて外国人との相互理解・交渉妥結を目指す人を求めます。

 詳しくは、こちらを参照してください。

教育目標

 国際社会の諸問題と日本のアイデンティティー、そして諸外国について、従来の細かく専門分化した知識を部分的に教えるのではなく、歴史、文化、言語、政治、経済等を多面的・総合的に教えて、具体的事象についての洞察力・判断力を持たせます。また、外国語の実践的な運用能力、対話・交渉能力を身に付けさせ、国内外での外国人と関わる業務に就ける人材を供給します。外国人のための日本語教師の育成も目標の一つです。

教育内容

 1年次には「共通教育科目」を中心に履修し、2年次に進級する時に、自分が所属するコースを選択します。国際学類には「国際社会コース」「日本・日本語教育コース」「アジアコース」「米英コース」「ヨーロッパコース」があります。

 どのコースを選んでも、とくに2年次には、コースの専門科目に加えて「学類共通科目」も履修します。これは「国際社会系」「日本文化系」「英語コミュニケーション系」に分かれていて、自分の関心に合わせて選択することができます。

 3・4年次には、各コースの専門科目を重点的に履修します。専門科目は「専門選択必修科目」と「選択科目」に分かれます。「選択科目」には、余分に履修した「共通教育科目」「学類共通科目」「専門選択必修科目」や、他コース科目、副専攻科目、他学類科目を含めることができます。

 どのコースでも2言語8単位以上が必修です。「卒業論文」(6単位)、「研究演習」4単位も必修となっています。

留学の勧め

 国際学類では、留学や語学研修への参加を推奨しています。これらは外国語能力を伸ばすだけでなく、異文化への知識や接し方を身につけ、グローバルな視野を獲得することにもつながります。

 履修モデルとしては、1~2年次の春休みか夏休みに海外の語学研修プログラムに参加し、2~3年次に海外の協定校に半年から1年留学することです。

 詳しくは「留学プログラム」ページへ。

国際学について

 「国際学」とは新しい学際的な学問分野であり、国際政治、国際経済、国際コミュニケーション、世界史、外国語、外国文化、日本文化など、これまで法学部、経済学部、文学部、教育学部などでばらばらに教育・研究されてきた諸分野を、国際社会論あるいは地域研究(日本を含む)という視点から総合的に捉えようとするものです。総合大学である金沢大学の諸学類の協力によって、この新領域への取組みが可能となりました。

他大学と比較しての学類の特徴

 金沢大学の国際学類は、他大学にある国際学を教える学部とは一線を画しています。国際学を教える学部は、少数ながら他大学にも存在します。国立では東京大学や筑波大学、宇都宮大学など、公立では国際教養大学や静岡県立大学、広島市立大学などがあります。また、いくつかの私立大学にも存在します。これらに対して、金沢大学の国際学類には独自の強さがあります。まず、少人数で学べる環境が魅力です。少ない人数で授業やゼミに参加するため、きめ細かな指導が受けられます。また、「経過選択型」と呼ばれるユニークな制度も好評です。これは、1年次から2年次にかけて自分が学びたいコースや専門内容を徐々に絞っていける制度です。さらに、グローバル志向の教育も充実していて、グローバル社会で活躍するための実践的なスキルを伸ばせるのが、国際学類です。

 詳しくは「教育の特色」ページへ。

学類共通科目

国際社会系
国際学入門、国際政治史、国際関係論、国際コミュニケーション論、国際経済学、世界システム論、国際貿易論、国際協力論、異文化理解 等

日本文化系
日本文化、日本の思想と宗教、日本史概説、日本経済論、日本の伝統芸能、日本政治・外交史、日本政治・外交論E、日本民俗文化論E、日本文化体験A・B、日本語学概論A・B、日本語教育学基礎、日本の古典文学、日本の近代文学、日本の現代文学、日本文化体験A・B 等

英語コミュニケーション系
英語表現法 IA~IIB、英語コミュニケーション I~II

取得できる資格

・ 学士(国際学)
・ 中学校教諭一種免許(国語、社会、英語)
・ 高等学校教諭一種免許(国語、公民、英語)
・ 日本語教育主専攻・副専攻相当資格
・ 英語通訳士

接続する大学院

・ 人間社会環境研究科 博士前期課程(国際学専攻) →link
・ 教育学研究科 修士課程(教育実践高度化専攻カリキュラム研究コース[国語・英語・社会])
・ 法務研究科 専門職学位課程

「ディプロマ・ポリシー」と「カリキュラム・ポリシー」

 国際学類が掲げる「ディプロマ・ポリシー」(学位授与方針)と「カリキュラム・ポリシー」(教育課程編成方針)については、こちらを参照してください。